真・女神転生Ⅴ 攻略メモ

RPG「真・女神転生Ⅴ」を攻略中に取っていたメモを、少しだけ整理・補完して掲載しました。
攻略wikiへの転載などはご自由にどうぞ。

(※2024/6/22追記)リメイク版「Vengeance」への対応が一通り終わりました。残ったサブクエストなどを回収しつつ、随時加筆します。

【合体】

恒例の種族合体表です。
種族名をクリックするとハイライトできます。(左上をクリックすると解除)

鬼女 鬼神 凶鳥 国津 軍神 外道 幻魔 邪鬼 邪神 邪龍 神獣 聖獣 大天 堕天 地母 地霊 天使 破壊 魔王 魔獣 魔神 魔人 女神 夜魔 幽鬼 妖鬼 妖獣 妖精 妖魔 龍王 龍神 霊鳥
鬼女
鬼神 地霊
凶鳥 天使
国津神 地母 破壊
軍神 堕天 破壊 魔神
外道 妖鬼 妖獣
幻魔 国津 妖鬼 地母 魔神
邪鬼 幽鬼 妖獣 妖鬼
邪神 邪鬼 邪龍 魔王 幽鬼
邪龍 外道 魔獣 幽鬼 妖鬼 妖獣
神獣 聖獣 龍神 龍神 幻魔 魔神
聖獣 地霊 妖鬼 妖精 鬼神 妖精 魔獣
大天使 女神 女神 聖獣 邪神 女神 霊鳥 霊鳥
堕天使 地母 龍神 魔王 妖精 地母 天使 邪神 邪龍 凶鳥 凶鳥 龍王 魔獣 魔王
地母神 妖鬼 鬼女 地霊 鬼神 国津 龍神 魔神 女神 鬼女
地霊 国津 鬼女 天使 地母 鬼神 妖精 夜魔 妖鬼 邪鬼 邪鬼 聖獣 魔獣 魔神 龍神 鬼神
天使 女神 龍王 霊鳥 妖魔 聖獣 堕天 軍神 妖精 魔王 凶鳥 妖精 神獣 女神 妖精 堕天
破壊神 地母 魔王 鬼神 魔神 鬼神 龍神 龍王 魔王 魔王 鬼神 妖鬼 魔王
魔王 邪鬼 邪神 幽鬼 邪神 邪鬼 妖獣 邪龍 夜魔 邪神
魔獣 夜魔 神獣 妖精 聖獣 堕天 妖獣 聖獣 地霊 妖獣 外道 地霊 霊鳥 聖獣 地霊 龍王 妖魔 妖鬼 龍王 妖獣
魔神 龍王 破壊 破壊 鬼神 軍神 幻魔 軍神 邪神 破壊 聖獣 妖鬼 大天 大天 神獣
魔人 地母 妖鬼 魔獣 破壊 鬼神 魔王 魔神 幽鬼 魔王 霊鳥 龍神 妖精 軍神 魔王 女神 夜魔 地霊 鬼神 邪神 妖獣 大天
女神 幻魔 鬼女 魔神 霊鳥 魔神 霊鳥 幻魔 外道 魔神 地母 霊鳥 地母 堕天 大天 邪神
夜魔 妖鬼 魔王 女神 魔獣 魔獣 妖魔 地母 地霊 魔王 鬼女 魔獣 地霊 堕天 妖鬼 鬼女 妖精 女神 地霊 妖魔 軍神 地母 鬼女 鬼女
幽鬼 妖鬼 地霊 邪龍 女神 魔王 外道 妖魔 鬼女 邪鬼 邪鬼 妖獣 堕天 妖魔
妖鬼 堕天 鬼女 幽鬼 鬼神 堕天 幽鬼 鬼神 外道 邪鬼 幽鬼 国津 邪鬼 妖精 夜魔 鬼神 妖精 地霊 鬼神 邪鬼 鬼女 地霊 幽鬼 鬼女 鬼女 外道
妖獣 魔獣 魔獣 邪龍 凶鳥 霊鳥 凶鳥 魔獣 凶鳥 邪龍 妖精 外道 妖鬼 邪龍 魔獣
妖精 地母 国津 女神 妖魔 幻魔 軍神 魔神 地霊 邪鬼 鬼女 鬼神 魔獣 天使 夜魔 幻魔 軍神 魔神 幽鬼 夜魔 幻魔 邪鬼 軍神 天使 鬼女 鬼女 聖獣
妖魔 幽鬼 魔王 天使 幻魔 鬼神 地霊 夜魔 幽鬼 邪鬼 夜魔 地霊 魔獣 魔王 妖精 幽鬼 妖精 堕天 夜魔 邪神 聖獣 妖精 夜魔 神獣 天使 妖鬼 邪鬼 魔獣 天使
龍王 邪龍 龍神 邪神 龍神 鬼神 魔獣 軍神 邪龍 邪龍 妖獣 龍神 龍神 堕天 龍神 鬼女 堕天 堕天 龍神 邪龍 妖獣 魔獣 邪龍 軍神 妖魔 邪龍 龍神 邪龍 霊鳥 夜魔
龍神 堕天 軍神 龍王 龍王 夜魔 破壊 軍神 破壊 龍王 破壊 地母 堕天 堕天 妖獣 国津 邪龍 地母 外道 国津 夜魔 幻魔 堕天
霊鳥 女神 国津 地母 神獣 聖獣 大天 神獣 天使 凶鳥 破壊 妖魔 妖魔 大天 妖精 聖獣 国津 大天 凶鳥 幻魔 女神 天使 国津 神獣
女魔 地母 破壊 邪龍 地母 魔王 夜魔 鬼神 夜魔 魔王 龍神 地母 地母 地母 魔王 大天 地母 堕天 魔王 破壊 龍王 破壊 魔王 女神 妖鬼 鬼神 邪龍 夜魔 鬼女 邪龍 邪龍 破壊

表中、「※」(同族同士)は「精霊」を意味します(以下参照)。
「―」は、その種族同士で合体が出来ないことを示します。LIGHT属性とDARK属性で合体ができないほか、「天使+堕天使」など、特定の組み合わせでも合体できません。
Vengeance版限定種族「女魔」「珍獣」「秘神」は、特殊合体または合体事故でしか作れません。特に「珍獣」と「秘神」は、他種族との合体は可能ですが狙って作ることはできないので、表には入れていません。

出現する悪魔は、その種族の中で、素材悪魔の平均レベル(切り上げ)より高いレベルの悪魔です。(いずれも初期レベルなので、育成しても結果は変わりません)
たとえば、「外道スライム」(初期レベル1)と「堕天使アンドラス」(初期レベル18)で天使を作成した場合、平均レベルは9.5、切り上げて10なので、初期レベル10の「エンジェル」ではなく、次の天使、レベル18「アークエンジェル」が出現します。
クエスト達成などの条件で合体が解放される一部の悪魔については、解放されるまでは飛ばされて、より高いレベルの悪魔が出現します。このため、合体を解放すると、その上の悪魔の作成が難しくなってしまう場合もあります(例:「魔王Lv50以上」が出現する場合、初期ではLv56のロキになりますが、モロク(Lv51)の合体を解放すると、同じ組み合わせでも結果がモロクに変わってしまいます)。
該当する悪魔がない(平均レベルが高すぎる)場合は、その種族の中で最高レベルの悪魔が出現します。高レベル同士で合体できない場合、「出現すべき悪魔の合体が解放されておらず、同じ種族でより高いレベルの悪魔が存在しない」ということになります。
ゲーム内解説では「ランク」とか「5レベル単位」とかに触れていますが、関係ない模様。

精霊は、同じ種族の悪魔同士の合体によって出現します(一部の種族では作れません)。
精霊を他の悪魔と合体した場合、同じ種族でランクが一つ上か下の悪魔(つまり、次にレベルが高いか低い悪魔)が出来上がります。その種族の中で一番レベルの高い悪魔にランクが上がる精霊を合体させると、一番ランクの低い悪魔に戻ります(逆はさすがに出来ません)。
特殊合体で作る悪魔は除外されるので、例えばLv18の妖精「ハイピクシー」の特殊合体を解放していても、Lv2「ピクシー」にランクの上がる精霊を合体させると、Lv20「ジャックランタン」になります。
精霊は4種類(属性)あって、ランクが上がるか下がるかは、属性と種族によって決まります。
以下の表中、「属性」はその種族で精霊を作ったときにできる属性を、右側の4属性の「+」「−」は、ランクが上がる(+)か、下がる(−)かを表しています。「・」は「同族合体ができない」または「精霊との合体ができない」ことを意味します。
Vengeance版限定種族「女魔」「珍獣」「秘神」は、精霊合体できません(同種族同士で精霊を作ることも、精霊と合体して別の悪魔を作ることも不可)。

種族 属性
鬼女
鬼神
凶鳥
国津神
軍神
外道
幻魔
邪鬼
邪神
邪龍
神獣
聖獣
大天使
堕天使
地母神
地霊
天使
破壊神
魔王
魔獣
魔神
魔人
女神
夜魔
幽鬼
妖鬼
妖獣
妖精
妖魔
龍王
龍神
霊鳥

【合体事故】

合体事故が起こる確率はかなり低く、満月でも4%程度、半月では2%、新月だと1%もないようです。特に狙ったりしない限り、クリア一周で1回見るかどうかという確率です。

逆引き合体でも事故が起こる可能性があります。逆引きで結果を指定したからといって、確実にその結果が出るとは限らないわけです。事故ったら困るような場合は事前にセーブしておきましょう。一方、特殊合体は事故らないようです。

事故で出来上がる悪魔は、素材悪魔の平均レベル付近の、ランダムな悪魔です。より低レベルの悪魔になる場合もあります(ピクシー+コダマでLv1スライムを確認しています)。低レベル素材から高レベル限定種族(幻魔など)を見たことはないので、種族単位ではなく悪魔単位で結果が決まるようです。ただ、選ばれた結果が素材悪魔と同じ場合、同じ種族でよりレベルの高い悪魔に繰り上がるようです(例えば「鬼女マーメイド(Lv12)」+「夜魔サンドマン(Lv8)」では、素材よりもレベルがやや高い「鬼女リャナンシー(Lv17)」が出現することがあります)。

事故が発生した場合、出来上がった悪魔が覚えるスキルは、継承に選んだスキルに関係なく、本来の合体結果の悪魔が持つスキル素材悪魔が持っていたスキルの一部です(素材悪魔のスキルはランダムに選択されます)。例えば先ほどの「マーメイド」+「サンドマン」の組み合わせは本来、ブフを持つ「妖鬼アズマ」になるので、事故で「妖獣バイコーン」が登場しても、そのバイコーンはブフを覚えます。

なお、新月にはより多くのスキルが継承されるようです。事故率が下がる代わりに、事故の価値が高まると言えます。

Vengeance版では、第3エリアで取れる神意「変質因子」で事故率を「飛躍的に」上げられますが、実際には新月で20%ほど、満月でも40%ほどにしかなりません。確実には発生せず、発生しても出てくる種族を選ぶことはできないので、「珍獣」「秘神」はやはり狙って作れません。

【召喚費】

悪魔全書から悪魔を召喚する際の値段は、悪魔のランクと、パラメータ所持スキルで決まります。(経験値そのものによる加算は無いようです)

ここでいうランクは、主に悪魔の強さを反映するもので、パラメータによるコスト加算に影響します。
例えば、「力」が1ポイント上がる毎に、外道Lv1「スライム」なら16マッカ、外道Lv19「レギオン」なら24マッカ、召喚費が増えます。
ただ精霊は、初期レベルが低い割にランクが高く、召喚費がかなり高額になります。
高ステータスの精霊を合体用に取っておくなら、そのまま育成して全書に登録するより、素材となる低ランクの悪魔を育てて登録しておいて、精霊が必要な度に全書逆引きで合体させた方が、だいぶ安くつきます。

スキルには、固定コストのもの(主に攻撃系スキル)と割合コストのもの(主に属性耐性などのサポートスキル)があります。
当然ながら、強いスキルほどコストが上がります。高ランクの悪魔に属性無効や反射を付けていると値段が十万単位で跳ね上がってしまいます。
逆に、上昇したステータスだけを残したい場合は、要らない写せ身を使ってスキルを外しておいた方が、後で安く召喚できます。(この時、スキルは最低1つ残さないといけませんが、悪魔に元々付いているスキルはコストが掛からないので、レベルアップで覚えたもの、写せ身で覚えさせたものを外せば最安になります。)

【パラメータと成長】

主人公・仲魔を問わず、1回のレベルアップ毎に、基本パラメータ(力・体・魔・速・運)に合計3ポイントが入ります。
ポイントが入るパラメータはランダムに決定され、悪魔毎に上がりやすい・上がりにくいパラメータは設定されています(物理スキルの多い悪魔は力が上がりやすい、など)。3つのパラメータに1ポイントずつ入ることが多いですが、1ヶ所に3ポイント入ることもあります。
主人公の場合、さらに1ポイント、任意のパラメータに振ることができるので、必要経験値の差(以下参照)を除いても、主人公が仲魔より早く成長する設定になっています。
Vengeance版でレベル上限を解放すると、レベル100からは1レベル毎に合計10ポイント入るそうです。(筆者は解放していないので未確認。主人公の任意ポイントに変更があるかも不明)

香や霊香は、レベルアップによる成長には影響しないようです。一部のRPGで見られるような、アイテムでパラメータを盛ると成長が遅くなることはありません。

Vengeance版に追加された「新約の石版」(主人公のパラメータをリセットするアイテム)を使うと、レベルアップと裏庭イベントで獲得した任意ポイントがすべてリセットされ、自由に振り直すことができます。霊香による上昇分はリセットされません。

神意「忘れじの経験」「つはもの誕生」を習得すると、合体において素材悪魔のそれぞれ経験値とパラメータの、上昇分の1/3が引き継がれます。(2身合体の場合)
パラメータ上昇分には、神意「成長祈願」による上昇や、前の合体時の上昇引き継ぎ分も含まれるので、仲魔と別れずに合体と育成を繰り返せば、どんどん強くなっていきます。一応上限はあって、素材悪魔の初期レベルの合計によって+5〜+20と決まっていますが、普通にプレイしている分にはめったにぶつからないでしょう。
ちなみに、「忘れじの経験」によって出来上がった悪魔がレベルアップする場合、レベルアップで上昇するパラメータは邪教の世界に入った時に決定されるので、出て入り直すことでパラメータを厳選することもできます。

Vengeance版では、「つはもの誕生」効果の上限を撤廃する代わりに、加算率をだいぶ引き下げています。オリジナル版と同じく素材悪魔の初期レベルの合計で決まり、各パラメータで合計+2なら+1が加算されますが、以降は合計Lv40で約1/11、100で約1/8、175でも約1/5などときつく設定されています。低レベルではたいてい+1止まり、高レベルでも+4〜+5程度にしかならず、強者は誕生しなくなってしまいました。(レベル上限突破ならトンデモ数字を作り出せないこともないですが、そもそもLv100以上の成長がぶっ壊れているので問題外)
「忘れじの経験」も、素材悪魔が初期レベルから+5レベルを超えると加算量が厳しく押さえられ、+5〜+6の1レベル分では獲得経験値の約65%、+6〜+7では35%、+10〜+11になるとわずか4%(の更に1/3)しか引き継がれません。長く育てたピクシーをようやくハイピクシーに昇格させても、ピクシーだった頃の経験をほとんど忘れてしまいます。
オリジナル版の効果がちょっと強力すぎたとはいえ、ここまで制限されてしまうと育てる楽しみが…。
※「つはもの」効果に関して情報をいただいたJay様に感謝です。

【経験値】

敵を倒した際の獲得経験値はレベル差によって補正されます
1レベル毎に約1.15倍(正確には21/5倍)、5レベル差でちょうど2倍(敵より高い場合は半分)になります。
最大で4倍(敵より10レベル以上低い場合)、最小で0.25倍(敵より10レベル以上高い場合)になります。
補正は主人公(ナホビノ)・仲魔毎に計算されるので、ナホビノのレベルが高くても、低レベルの仲魔は補正の恩恵を受けられます。
また、敵側のレベルは一番レベルの高い敵を参照します。例えば「アイトワラス」(Lv17)と「オンモラキ」(Lv4)の場合、Lv17の戦闘として扱われ、Lv7以下の仲魔は、「オンモラキ」分の経験値も4倍になります。
Vengeance版では補正が個別に判定されるようになり、上記の例ではオンモラキはLv4扱いになります。高レベル扱いはバグだったかもしれません。)

神意の「悪魔指導」(控え悪魔の獲得経験値上昇)、スキルの「忠義の励み」(ナホビノよりレベルが低いと獲得経験値上昇)は、ともに獲得経験値を2倍にします。 同時に発動すれば4倍なので、控え(経験値1/4)に入れても本来と同じ経験値を獲得できます。

経験値獲得アイテムの「魔道書」「福音書」は、ゲーム内の説明文では「経験値を1レベルアップ分取得する」とありますが、実際には次のレベルまでに必要な経験値しか獲得しません
レベルアップ直前で使うともったいないので、戦闘などしてレベルを上げてから使うといいでしょう。
ストック内すべての悪魔をレベルアップさせる巨大悪魔像も同様です。
Vengeance版では魔道書・福音書の効果が「経験値を取得する」から、悪魔像と同じ「レベルアップさせる」に変わり、戦闘を挟まずに連続使用できるようになりました。メニューから個数を指定してまとめて使うこともできます。

ナホビノ(主人公)の必要経験値テーブルです。各レベルに対する、次のレベルまでの経験値を掲載しています。
Vengeance版の新ストーリーで加入する人間の仲間もこのテーブルに従って成長します。

Lv 経験値 Lv 経験値 Lv 経験値 Lv 経験値 Lv 経験値
20 7434 40 55162 60 181610 80 344321
1 32 21 8542 41 59296 61 190688 81 351206
2 47 22 9759 42 63631 62 200063 82 358183
3 77 23 11085 43 68173 63 209741 83 365252
4 126 24 12526 44 72926 64 219726 84 372413
5 198 25 14086 45 77894 65 230022 85 379667
6 300 26 15772 46 83084 66 240636 86 387015
7 435 27 17587 47 88499 67 251571 87 394457
8 609 28 19537 48 94145 68 262833 88 401993
9 826 29 21626 49 100026 69 274426 89 409626
10 1090 30 23858 50 106146 70 280348 90 417354
11 1408 31 26240 51 112512 71 286354 91 425178
12 1783 32 28775 52 119127 72 292446 92 433100
13 2221 33 31469 53 125997 73 298624 93 441120
14 2726 34 34526 54 133126 74 304888 94 449238
15 3302 35 37350 55 140518 75 311239 95 457455
16 3956 36 40548 56 148180 76 317678 96 465772
17 4691 37 43923 57 156115 77 324205 97 474189
18 5513 38 47481 58 164329 78 330820 98 482706
19 6426 39 51226 59 172826 79 337526 99

仲魔の必要経験値は、ナホビノを基準として、成長補正がかかります。
成長補正(倍率)は、その悪魔の初期レベル(会話で仲魔にした場合や、経験値引き継ぎが無い状態で作った場合のレベル)からどれだけ上がったかによって決まります。

Lv差 倍率
+0 1.50
+1 2.00
+2 2.57
+3 3.23
+4 3.96
+5 4.77
+6 5.66
+7 6.63
+8 7.67
+9 8.80
+10 10.00

+11以上の場合も、+10と同様にナホビノの10倍の経験値が必要になります。

【ダメージ計算】

ダメージの振れ幅(乱数)は±5%程度のようです。
ただ、ダメージが大きくなるにつれて若干狭くなります。

各スキルの威力について、ゲーム内説明文では単に「小」「中」「大」「特大」としか表示されていませんが、内部的にはより細かく設定されているようで、例えば同じ「小」でも、スキルによっては実際の威力(与ダメージ)が違う場合があります。
同一系列(アギ→アギラオ→アギダインなど)において、1段階上がる毎に威力が25%〜30%ほど上がります。
属性魔法に限って言えば、光(ハマ)・闇(ムド)系スキルの威力は、他の属性の半分ほどしかありません。即死を狙うなら光か闇、ダメージを狙うなら他の属性と使い分けましょう。
また、単体スキルと比べて、同じ威力表記の全体スキルは威力が2/3程度になります(例:アギ→マハラギ、アギラオ→マハラギオンなど)。
全体特大威力(マハ〜バリオン系)より、単体大威力(〜ダイン系)の方が、単体への与ダメージが高いのです。

ダメージの計算には攻撃者の「力」か「魔」のパラメータの他、スキルの適性(-9〜+9)と、レベルが影響します。
与ダメージへの影響度の強さは、「適性」>「レベル」>「力・魔」のようです。
適性を上げれば消費MPも下がるので、長く使いそうな悪魔の適性を早めに上げておくといいかもしれません。
またレベルの影響も意外に強く、前述の通り必要経験値も育成するにつれて加速的に増えていくので、「〜の香」を積むより、いっそ「魔道書」や巨大悪魔像で仲魔のレベルを引き上げていくと楽かもしれません。

会心や耐性などの効果は、次の通りです。

特に、会心が「1.5倍」ではなく「倍率+50%」であることに注意。「禍時:会心」などでRESISTとCRITICALが重なった場合、相殺してダメージ倍率が1.0に戻るので、倍率で考えると通常の会心より強く見えます。
ちなみに御霊の弱点は、特別に被ダメージが約10倍になります。

パッシブスキル「会心専心」を覚えた悪魔は、会心ダメージが1.3倍、会心でない攻撃のダメージが0.9倍になります。通常相性(弱点・耐性がない場合)だと、会心ダメージが非会心の約2.15倍になる計算です。通常ダメージが極端に下がるわけではないですが、お得になるためには会心率20%以上必要なので、会心率が上がる「コロシの愉悦」や、「絶命剣」など会心率の高い攻撃スキルと併用したいところです。

強化・弱体効果(タルカジャ・タルンダなど)は、耐性計算とは別に適用されます。
ダメージは強化1段階で20%、2段階で40%増える一方で、弱体1段階で20%、2段階で30%減ります
効果別に適用されるので、例えばタルカジャ1段階の仲魔からラクンダ2段階の敵を攻撃した場合、最終ダメージは120%×140%=168%と、7割近くのダメージ増になります。
最大で約2倍(140%×140%=196%)、最小で約半分(70%×70%=49%)になります。

チャージコンセントレイトは、対象となる攻撃の与ダメージを1.8倍にします。同じスキルを2回使うより威力が若干落ちる代わりに、その1.8倍のダメージを1回の行動で出せてMPも節約できる、というものです。
他者にチャージ効果を与える「ドナム」スキルの効果は1.5倍と、チャージよりは弱い。威力を犠牲にして柔軟さを得た形になっています。

プレロマ系スキルによる上昇量は、通常で20%、ギガで30%のようです。
併用は可能ですが、相乗効果は無いようで、単純に20%+30%=50%の与ダメージ増加になります。(相乗効果があったとしても+6%程度にしかなりませんが)
終盤手に入る延長強化・大も同様に、通常の「延長強化」と合わせれば、カジャ・ンダ系の効果を3ターンも伸ばせます。

Vengeance版のユニークスキルにある「〜の調べ」(オンモラキの「烈火の調べ」など)はプレロマと同じく+20%の効果です。
他にもダメージに影響するユニークスキルは多数ありますが、詳細は調査していません。

秘石系アイテムも使用者のパラメータを参照するので、物理系の悪魔が火炎の秘石などを投げてもダメージはあまり期待できません。
ミスる可能性もあるので、プレスターンを回す時は素直にPASSした方が安全な場合もあります。
一方、適性は影響しないようなので、パラメータさえ高ければ、どの悪魔が投げても一定のダメージを期待できます。

難易度を変えても、敵ステータスは変わりませんが、与ダメージ・被ダメージが増減します。Normalを基準として、Casualでは(プレイヤー側から見て)与ダメージが25%増え、被ダメージが25%減るようで、Hardだと逆に与ダメージが25%減り、被ダメージが25%増えます。

【その他】

命中率は、いくら強化しても100%にはならないようです。Lv59・速62の主人公から、Lv4・速7のオンモラキを攻撃して回避されたこともあります。理不尽としか……。

戦闘からの逃走成功確率は、失敗する度に10%ずつ上がっていきます。
格上の敵からも、いずれは確実に逃げられるようになります。(その前に全滅しなければ、ですが)

龍穴での回復費は回復量と主人公のレベルに依存して、次の計算式で求められます。
    (MP×4+HP)×(25+Lv)÷100 (端数は四捨五入)
死亡していると復活料金もかかります(ごく少額)。中盤以降は小銭程度になりますが、少しでも節約したい序盤では、ディアなどの回復スキルで回復費を減らすことができます。ただこの時、HP回復量が消費MPの4倍以上でないと、合計回復費が逆に高くなってしまうので注意。

神意「成長祈願」(仲魔レベルアップ時のステータス強化)は、説明文に「一定のレベルに上昇するまで」とありますが、具体的には「その悪魔の初期レベルから20回レベルアップするまで」です。
神意習得前に仲魔にした悪魔には、すでにレベルアップした分の加算などの救済措置はないので、これらの神意はなるべく早く習得しておきたい。
Vengeance版では、従来第3エリアで取れた「体」「速」「運」の各スキルは、第4エリアに移動されています。意地悪。

仲魔がレベルアップ時に写せ身をくれる条件は、あるとすれば、「レベルアップで覚えられるスキルを全て覚えた」だけのようです(最短で、最後のスキル習得と同時に写せ身もらったことがあります)。ただ、実際にくれるかどうかは完全にランダムで、10回上がってももらえないことも多々ありました。
もらった後に全滅して、ロード後に同じ仲魔が再びレベルアップしても写せ身をくれないこともあります。

悪魔との交渉に成功したり、命乞いで仲魔に誘ったものの、ストックが一杯で仲魔にならなかったとき、空きを作ってから改めて会話すると、交渉することなくそのまま仲魔になってくれます。
主人公レベルが低くて仲魔にならなかった場合も同様です。

特定の悪魔を仲魔にした状態で、別の特定の悪魔と会話しようとすると、仲魔が飛び出して会話する小イベントが始まります。アイテムをもらえる場合もあります。
次の組み合わせを確認しています。(「仲魔」→「会話対象」の順)

月齢は約15秒の移動毎に1/8進みます。
歩いても走っても同じ時間なので、特にVengeance版の月齢制限クエストではなるべく走っている方が有利です。

【不具合】

龍穴施設(邪教の世界など)への転移の最中、画面が暗転した瞬間にホーム画面に戻ると、ゲームを再開した時にエラーが発生して強制終了してしまうことが希にあります。(Vengeance版、バージョン1.0.1にて確認)
ロード中にホームボタンを押さないようにしましょう。

一度だけ、セーブメニューで上書きセーブができなくなりました(Aボタンを押しても何の反応もしませんでした)。空きスロットには問題なくセーブできました。(オリジナル版、バージョン1.0.0で確認)
その後しばらくプレイして再度セーブメニューを開いたら、上書きも普通に出来るようになっていました。
アトラス社曰く、これまで同様な報告を受けていないものの、プログラムに不具合がないか調査し、問題があれば修正して更新データを配布する、とのことでした。
【2022/1/7追記】プレイ中のロード画面にて再発。ロード画面からトップメニューに戻って、再度「Load」を選んでも回復せず、いったん「Items」からアイテムメニューに入ってからロード画面に戻っても直りませんでした(トップメニューおよびアイテムメニューではAボタン押下は正常に受け付けられました)。一方、「Analyze」から通常敵「シュウ」の詳細画面を開いてからトップメニューに戻り、「Load」を選んだら症状は回復。ファイル一覧画面を表示させるオブジェクトを初期化したときに何らかの原因でAボタン入力を受け付けられない状態になり、同オブジェクトの破棄・再初期化によって直る類の不具合と推測されます。

(Vengeance版限定)新ストーリーの終盤、オリジナル版から引き継いだ「地母神ジョカ」に裏庭サブクエストアイコンが付いたものの、別クエストを先に片付けたら、強化イベントアイコンに変わってしまい、裏庭で会話したらサブクエストが発生することなくアイコンが消えました。(バージョン1.0.1にて確認)
クエストアイコン自体がバグだったのか、強化イベントによって上書きされてしまったのかは不明ですが、アイコンが出たらすぐに回収した方がよさそうです。

Vengeance版の新機能・その他の変更点】

いわゆる完全版である「真・女神転生Ⅴ Vengeance」に追加された新機能です。各攻略サイトでもリストアップされてそうですが、とりあえず。
(新ストーリーやゲームシステムそのものは割愛)

ゲームエンジンのアップデートのお陰か、全体的な動作(特にメニュー周り)もオリジナル版よりスムーズになっています。ロード画面は相変わらず長いですが。

防御相性の表示は、従来の漢字(弱・無・吸など)から、海外仕様のシンボルマーク(「!」や盾マークなど)に変わっています。多言語対応する中で開発者の負担を減らす意味で仕方がなかったかもしれませんが、日本語を外国語として学んだ筆者でも、やはり漢字の方が分かりやすかったので残念な変更です。
上記の決定ボタンの件や、新エリアの雑な作りもあって、Vengeance版の開発が日本の事情に疎い海外事業者に任されてしまった、と邪推したくなります…。

死亡状態が「瀕死」に改称されました。ハマ・ムド系魔法の「確率で即死させる」効果も「確率で瀕死にする」に変わっています。新ストーリーで追加されたゲストキャラを「死亡」させないための変更でしょうけれど、RPGで「瀕死」といえば普通は「HPが低いがまだ戦える」状態を指すので混乱を招きます。

【独断と偏見による評価】 あくまで個人的な感想になりますが、Vengeance版よりもオリジナル版(無印版)の方が楽しかったです。

某作家曰く、「完成とは、足すべきものがなくなった状況ではなく、削ぐべきものがなくなった状況を言う」のだそうですが、そういう意味では、Vengeance版は完成から遠ざかってしまった、と感じずにいられません。なので、特に「メガテンらしい」ゲームをプレイしたい方には、オリジナル版のほうをお勧めします。


アンドリュー・チャーチ - achurch@achurch.org
2024/6/26更新